面白い文献を発見!!
ギャン中の皆様は共感できる部分がたくさんあると思います。
ギャンブル依存で苦しむ人の身近な人にもぜひ見ていただきたいです。
ギャンブル依存症の当人なら、記事の内容にハッとしたなら1度立ち止まって、認知の誤りに気がついて欲しいと思います。
私はいくつも共感できてしまいましたが、これをみて共感しない世界で生きていきたいと心から思いました。
ギャンブル障害における認知の偏り
・ギャンブルスキルの誇張
・ギャンブルで勝つ能力を過大に評価する
・迷信を信じる
・指輪や帽子などのお守りなどを持っていると勝つ確率が増える
・ある行動や儀式が勝つ確率を増やす(例:特定のスロットマシンを使うなど)
・精神状態が勝率に影響する(お祈り,ポジティブな期待など)
解釈の偏り
・スキルや能力などを重視して状況(運や確率)を軽視する
・“ギャンブラーの誤信”:負けが続いている状況を勝ちが近いと解釈する(「このマシンに全くあたりが出てないので大当りは近い。もし十分に長くプレイすれば勝てるだろう」)
・負けを取り返す唯一の方法はギャンブルを続けることと信じる
・擬人観:ギャンブルマシーンを擬人化する
・負けは最終的には勝ちにつながると信じるために,負けは貴重な学習と考えて,ギャンブルを続けることを正当化する
・“後知恵バイアス”:ギャンブルの結果に基づいてそれが予想可能だったと考える。もし,勝った場合,自分の決断は正しかったと思いこみ,勝ちを予測する能力があるという信念が強化され,負けた場合は,そうなることは分かっていたと思いこみ,負けから学ぶことができるという信念を強める。
テレスコープ
・以前より勝ちが近いと信じること。特に迷信に頼っている場合にみられる。ギャンブラーは他人がひどく負けていても自分は勝つと信じる
選択的記憶
・選択的に(特に大勝)勝ったことを思い出し,負けを思い出すことが困難なこと
予測スキル
ギャンブルについての決断を主観的に意味のある手がかりに基づいて決める。手がかりには,内的なもの(身体感覚,直観など),外的なもの(前兆,気象現象,偶然の出来事など),他のギャンブラーの行動などがある。
運のコントロールについての錯覚
運は重要でコントロールできないものとみなす(運は,良い時期と悪い時期を揺れ動きコントロールできない),コントロールできると考える(迷信的行動でコントロール可能と考える),その人の特徴による(あるゲームでは幸運だが,他では不運など),運は伝播する(他者の影響を受ける)
錯誤相関
相関のないものに相関があると思い込む,ギャンブルの結果と周りの特徴とを結びつけて理解すること。例えば曜日によって勝ちやすい日がある,テレビでスポーツを観戦するとあるチームが有利になるなど。
マシンの画面撫でたり、徳を積んだり、前回大勝ちした時のアイテム身につけたりしちゃってませんか??
私は大勝ちした時の服装とか下着とか意識してました。
今考えると、認知機能が崩壊していたんだと思ってます。
次回予告
ギャンブル依存症の併存症
他の依存症同様,ギャンブル障害には精神疾患の合併が多い。
これについてはまた今度詳しく。
ギャンブル依存症と闘うならギャンブル依存症を理解しましょう!!
まずは敵を知らないと勝てませんからね!
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